
将来宇宙輸送システムとエスト・ルージュが包括連携協定を締結。 宇宙開発用ソフトウェアプラットフォームの開発・普及に協力していきます

宇宙往還を可能とする輸送システムの実現を目指すスタートアップ企業である将来宇宙輸送システム株式会社(東京都中央区、代表取締役 畑田康二郎)は、文部科学省中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR フェーズ3)宇宙分野(事業テーマ:民間ロケットの開発・実証)のステージゲート審査の結果、本フェーズの活動結果の妥当性は確認されたものの、補助対象の絞り込みの結果、フェーズ3への移行は認められませんでした。今後、フェーズ2の期間延長を行い、追加資金の配分に関する臨時のステージゲート審査を受けることとなります。
〇 フェーズ移行の結果について
フェーズ3への移行が認められなかった将来宇宙輸送システム株式会社については、ステージゲート審査委員会において一定の技術力があると判断され、かつ、自ら事業継続の意思を示したことから、フェーズ2事業期間の延長が認められています。なお、本延長期間における事業計画の妥当性及び資金の追加配分の必要性を判断するため、別途審査を実施する予定です。
〇 主な評価コメント(高く評価された点):
・ 有人宇宙輸送・再使用型ロケットの実現は他社にはない特徴であり、かつ、日本としての宇宙産業を考えると魅力的な存在で、最終的なビジネスモデルの期待値が高い。
・ アジャイル開発等の新規性あるチャレンジを継続しながら、基本設計まで完了させるとともに、独自性ある技術開発を進めている。
・ コンセプト段階から基本設計完了まで、スタートアップらしい、類を見ないスピード感で技術開発を進めている。
・ 新進スタートアップや大企業等、多岐にわたる連携先とともに開発を進める等、ビジネスパートナーを含めた体制構築ができつつある。
◾️参考リンク
文部科学省 報道資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01619.html
文部科学省 SBIRフェーズ3基金(Small Business Innovation Research)
https://www.mext.go.jp/mext_02308.html
基金設置法人(一般社団法人低炭素投資促進機構)
https://www.teitanso.or.jp/sbir-monka-hojo/
■将来宇宙輸送システム株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 畑田康二郎 のコメント
当社はこれまで、フェーズ3移行に向けて全力を尽くしてまいりましたが、必須条件は満たしたものの他社との比較の結果、ステージゲート通過に至らず、非常に残念な結果となりました。ただし、再使用型ロケットの実現による高頻度輸送の実現や有人宇宙輸送への発展といった狙いを高く評価をして頂き、小型衛星打ち上げシステムの基本設計完了相当(TRL5相当)の開発マイルストン達成という本フェーズの活動成果の妥当性を認めていただくことができました。当社の可能性を信じ、粘り強くやりぬいた従業員の努力の賜物ですが、関係者の皆様のご協力がなければこの短期間での開発を実現することはできませんでした。このプロジェクトに関わった皆様のご理解とご協力に心から感謝します。
ステージゲート審査を通じて採択企業を絞り込むという取組は本邦初の取組という認識であり、真に競争力ある小型衛星打ち上げ事業者を育成することが宇宙産業政策の中で喫緊の課題であることから政策資源の選択と集中を図るという政策的意義には賛同しています。今後、ステージゲートを通過した2事業者による速やかな衛星打ち上げサービスの実現を心から期待しています。
当社としては、フェーズ2の成果の妥当性が認められたことにより、フェーズ2の期間を延長しつつ、追加資金の配分を獲得するために、追加資金による研究開発の内容を早急に精査し、提案していく予定です。
特に、ロケットシステム実現の中でも最も開発難易度の高いロケットエンジンについて、国内外の様々な開発パートナーと連携しながら実現の道を模索してきましたが、今後、エンジンの技術成熟度の向上を最重要課題として開発パートナーとの連携の深化及び開発の加速に邁進してまいります。また、将来的な再使用型ロケットシステムの実現は高頻度輸送に欠かせない技術であり、国内での離着陸試験による再使用技術の蓄積等を進めてまいります。このほか、開発計画全体については早急に見直しを進めてまいります。
創業して3年11ヶ月。真に国際競争力ある再使用型ロケットシステムの実現や将来的な有人宇宙輸送システムへの発展は、この国の明るい将来を現実のものとするために必要不可欠な取組であると確信しています。SBIRフェーズ3事業によって、今日まで当社の開発を大きく加速できたことを心から感謝しています。これまでの活動の成果により、当社の活動理念に賛同する投資家・事業者からの出資を実現することができ、多くの情熱的な従業員が集まってくれました。開発パートナー企業との連携を強化することもできました。今後も引き続き、宇宙産業の発展に必要不可欠な研究開発及び事業開発を加速してまいります。
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